医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

火曜日, 11月 27, 2007

皆様に最後の一言

友人からの依頼で とりあえずの最後の一言をさせていただきます

Drとしての意味もこめて学生時代に授業で聞いた思い出の言葉です

存在の気になるところが病である


つまり 普段 病気もなく生活していると気にもならないことが病気になると気になって生活の障害となります。 それを取り除かないことには集中して仕事もできません これは人生にも当てはまると思うのです。つまり 人生設計をするときに これさえなければ これが気になってというものがその人のキャリアを阻害するものなのです。  僕はそれが医局制度であり医療制度であると思ったのでそれを取り除く (もしくはそこから離れるべく)ために MBAという道を選びました



皆様も 日常臨床 そして 人生において 今一度

存在の気になるところが病である

ということを覚えていただけるとうれしいです

月曜日, 11月 26, 2007

ついに合格通知が来ました

この一年近く読んでいただきましたブログ読者の皆様 本当にありがとうございました。 じつは先週のある時点で アメリカのMBAプログラムから合格通知が来ました。 まだ第一志望校ではありませんが、 これで来年から2年間MBAで勉強することになりそうです。 まだ第一志望の出願はしておりませんがこれで思いっきり集中していきたいと思います。しばらく更新はできないと思いますが  これまでのブログをはじめから読んでいただき ひとつでも皆様の心に響くものがあれば幸いです

日曜日, 11月 25, 2007

教授 医局長も目を覚ましてください

やはり国に医療の長期展望はなかったんですね 短期的視野のみで動かされていたのが判明

本日のNEWSで舛添大臣が 長期展望にたった医療政策の研究会を立ち上げるとのNEWSがありました

ということはこれまではなかった問いうことです 教育にせよ医療にせよ  どうなってるんでしょうね  皆さんわかったでしょ?  患者さんもDrもこんな国を頼っていては終わりですよ 医局長 教授も目を覚ましてください

舛添厚労相、医療長期ビジョン作成へ研究会設置を表明

 舛添要一厚生労働相は25日、都内の医療シンポジウムであいさつし「20年30年先を見据え、日本の医療の長期ビジョンを作るため研究会を設置したい」と語った。研究会では国の医療体制や医師の養成などを長期的視点で検討するという。

 また、医療事故が起きた際に医者の過失の有無にかかわらず患者や家族に金銭補償する「無過失補償制度」について触れ「現在分娩(ぶんべん)で脳性まひと なった場合を対象とする制度の詳細を作成中だが、個人的にはもっと幅広い場合に適用できる制度にできないか検討していきたい」と述べた。(19:34)

金曜日, 11月 23, 2007

日本の医療界は 北朝鮮を批判できない

前にも例を出したことがあるかもしれませんが

!ドラマで 不倫をしているカップルの女性が「奥さんと別れてくれるといったじゃない」というせりふをきいて「皆さんはそんなわけはないじゃん」とおもうでしょ

!北朝鮮や独裁国家などの情報統制がされている社会で(といっても影では情報は漏れているとおもいますが)
世界の現状とずれた発言をする国民をみて「かわいそうだな」とおもうでしょ


!しかし日本の医療界の人も 一般企業や 海外の医療従事者から見ればCRAZYとおもわれていることに気づかなくてはなりません MBAの面接で 日本の医療の現状をはなしてもだれも面接の担当の方は信じてくれませんでした
しかしそれを常識と思っている 医療従事者(とくに教授などの立場の先生)はきをつけないと革命が起こるかもしれませんよ(もう起こる直前だとおもいますが。

本で読んだ面白いれいで タイタニック号のジョークで タイタニック号がいよいよ沈むときに 女性と子供を先に逃がそうということになって 船長が男性の乗客を説得して回るんです  まずイギリス人のところにいき「あなた方はgentlemanなんだから女性と子供に先を譲りなさい」イギリス人は納得です・次にアメリカ人のところにいき  「あなたはヒーローになりたくないんですか?」アメリカ人男性は譲りました そしてドイツ人のところにいき「これはルールなんだから守らなくてはならないでしょう」ドイツ人は納得です  そして日本人のところにいき「みんながそうしてるんだからあなたもそうしなさい」日本人もしたいます

日本人はみんなと同じであると安心します は いまはその仕切りを壊すときだと思うのです  本当は社会や政治の中に今の仕組みをかならずもっていなくてはいけないんです  とろこが今の日本のシステムというのは 今の体制を守る仕組みがたくさん作られ 壊すまいとする強固な仕組みがあります 

しかし先ほどの不倫や独裁国家の例を笑えないふるい体質が医療界にとくに医局の人事制度にありこれが人材を伸ばすことをせずに 昔の護送船団といわれたふるい銀行経営のように とびです その中で守られて目立たないようにいくという体質が散見されます。  しかし混合診療も視野をいれて自分の力をつけるためにはそんな社会の中では絶対にできない場合飛び出ることも必要です

みなさん長期的展望に立てばいまこそ飛び出るときだとおもいませんか? みんながまだしていないからこそ いいのです  それで人事権を振り回そうとするような教授には見切りをつけるべきなのです(特に都市部の旧帝国大学 の力を持っているとされる教授そうやって出て行く人材をほめてあげるべきなのです  その勇気を)

水曜日, 11月 14, 2007

また 眼科ですか? GOOGLE NEWS キーワード 医療

最近のお気に入りに GOOGLE NEWSという機能がある これにメールアラートがありこれはキーワードをいれておくとそのNEWSがあると勝手にメールに送ってくれるのでいちいち自分でNEWSを探し回らなくてよい


私はその中に医療というキーワードを入れているが
そこで

コンタクト診療所で不正請求の疑い、110か所を監査へ

という記事があった

そういえば同級生も眼科は当直のアルバイトがないので コンタクトバイトがないと生きていけないといっていました
知り合いの眼科に連絡したところ  LASIKで東北地方の教授もたたかれ 白内障手術の学会でもたたかれ 今回はコンタクトレンズと儲かるところをすべてつぶされている それに来年からは 外来などでの処置も点数が取れなくなり  もう 眼科入局する学生が明らかに減ってきているそうです  吾々の母校も人を送れないために どんどん病院から撤退しており 開業が増えているそうです


次に崩壊するのは意外なことに眼科かもとささやかれています

月曜日, 11月 12, 2007

明らかに道ができている気が

 混合診療を認める判決(まだ最高裁ではないですが)が出た後のいろいろなところの反応が早すぎる気がします

そして 厚生労働省の点数引き下げ

大学医局の崩壊

そして医師会の弱体化


つまり労働組合がない医師という集団を分断化しようとしているとしか思えません

規定路線だったのでしょう  それはそれで仕方ないとして  


大学の教授もとにかくここで医局員を突き放してしまったほうがのちのち感謝されますから来年からは自分で病院を探せように力をつけろというべきです


特に 中途半端に医局の力がつよい 旧帝大のようなところは プライド高くて 医局の名前だけで生きているDrもいますし 教授もそれくらいのほうが 人事権を握りやすくてわざと力をつけさせていないということもあったでしょうがこれからは 力のある人から医局を出る時代になるでしょう

水曜日, 11月 07, 2007

ついに 裁判所の判断が  -混合診療ー

下記の記事で 気になったところが

、、、、混合診療の原則禁止を違法とした初めての司法判断で、厚生労働省は法改正を含め保険制度の見直しを迫られそうだ。、、、、、、という部分です   これにより厚労省は法的根拠を得たわけですから  混合診療に突き進むでしょう。 吉と出るか凶とでるかはわかりませんが 医療改革はこれで一気に進みそうな気がします

「混合診療」禁止は違法、東京地裁が国側敗訴の判決

 健康保険が使える診療(保険診療)に上乗せして保険外の診療(自由診療)を受けた場合、保険診療分まで全額患者負担になるのは不当だとして、神奈川県内のがん患者が、国を相手取り、保険を受ける権利があることの確認を求めた訴訟の判決が7日、東京地裁であった。

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 定塚誠裁判長は、保険診療と自由診療を併用する「混合診療」を原則禁止している国の政策について、「混合診療を禁止する法的な根拠はない」と述べ、原告に保険診療分の受給権があることを認め、国側敗訴の判決を言い渡した。

 日本の健康保険制度の前提となってきた混合診療の原則禁止を違法とした初めての司法判断で、厚生労働省は法改正を含め保険制度の見直しを迫られそうだ。

2007年11月7日15時16分 読売新聞)