医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

日曜日, 2月 24, 2008

真野先生のいいコメント(医局は権利の集中が起こりすぎていびつ)

非常に的を得たコメントを見つけましたので添付させてもらいます これは非常にすばらしく医局を言い当てていると思います

医局

 前回からの続きで、医局との軋轢(?)を書くことになるのですが、その前に医局について言及しておきましょ う。意外に思われるかもしれないが、私は医局を無条件に解体するという論者ではなかったのです。当時、いくつかの著書や論文で、医局のよさと悪さに何回か 言及しました。そのために、数年前には何回かMediaの インタビューを受けたこともあります。

 そもそも、医局(講座)制度とは、元東海大学医学部教授の堀田氏によれば教育研究組織である「講座」と診療科のクラブである「医局」が合体し、教授を頂 点 として教育・研究・診療から学位授与、学外人事までの全権を掌握する日本に独特の慣習的体制、とされる。すなわち、講座は校費積算の単位(教授、助教授、 助手)であり、医局は法的根拠のない任意団体となります。医局の大きな機能は、いうまでもなく医師の配置(派遣)です。

   以下に、わたしが書いた医局への考え方をまとめておきましょう。

医師の配置

 経済学的には医師は資源になります(極めて貴重な資源であるが)。そしてその資源配分の仕組みには大きく分けて、市場を使う方法と組織を使う方法があるのです。簡単にいえば、医局は組織であり、マッチングは市場を使った方法といえる。

 日本では終身雇用制に代表されるように、医師に限らず人材の配分に市場機能を使ってこなかった歴史があります。医局制度に対する反発も、基本的には終身 雇 用制度のような硬直化した制度に対する批判と受け止めたほうがわかりやすいでしょう。教授が教育・研究・診療、予算、学位授与、学外人事など全権を掌握す るシステムですから、その教授が名君であれば円満ですが、研究能力と人事能力は異なります。優れた研究者や臨床家が優れた教育者であるとは限りません。

 しかし、一方では終身雇用制のメリットもあります。安心して業務に打ち込めるといったことがその代表です。同じことは医局にもあてはまります。ここで医局構成員の享受するもっとも大きな利益は、終身雇用の確保、ついで博士号の授受になります。

  医師と医局には多面的な関係が形成されています。上司である教授がその医師の博士号取得からアルバイト、就職先、場合によっては結婚相手の斡旋を行ったりします。ある意味で医師は、病院に勤務しているのではなく医局に就職しているのです。

  この仕組みも医師にとっては、必ずしも悪くはないかもしれません。医局にしてみれば医師に対する人事権がありそれを使って病院を間接的に支配することが可 能です。一方、医局員にしてみれば就職の心配もなく、就職先が気に入らなければ、医局に文句をいって病院を変えてもらうことが可能です。かりに開業して も、自分が病気になったりしたときの応援を医局に頼むこともできます。こうしてかなり長期、場合によってはその医師が死ぬまでの長期にわたり医師と医局の 関係が続くことになります。

  病院にとっても、医師を定期的に派遣してもらえることは重要です。このことは最近の、勤務医不足で明らかになってきました。

  問題は、そういった関係があまりに不透明であったことです。場合によっては逮捕される方まで出てしまったわけですから。

  さて改善方法であるが、これは一朝一夕にはいかないと思われます。最初に、医局に透明性がなかったことの改善をおこなうべきではないでしょうか? 特に医 局内あるいは医局間の研究に関する競争はあったが自由な競争は見られなかったことは事実であり改善されるべきでしょう。しかし、医師への「正当な評価」は 難しいです。評価ができるのは消費者か、同業者である医師であろうが、消費者には情報の非対称が大きいです。また医師であれば同業ゆえのかばいあいが生じ ることは否定できません。


  と りあえず医局への改革方法としては、おのおのの医局の目的・構成員、診療や研究の状況、資金の流れを公表することでしょう。これには強制力を伴わないとい う意味で、医局の主体性を元に、できれば第三者機関がまとめを行うことが望ましいと考えます。最近、東海大学医学部で、医局の機能を研究、診療、教育、人 事に分離した。権力の源泉はこのうち人事にあるということで、人事機能を医局から分離したのです。このような医局廃止の動きもいくつかの大学で見られるよ うになってきました。

医局を離れる

 筆者がこういったことを書いたりしたのはすでに、日本に帰国してからのことで、医局問題がすこしづつ表れてきた時期でした。さて、わたしが米国から戻るときはどうだったのでしょうか


  医局の機能が充実していたころの話です。医局側としては、すこし田舎の病院に勤めて欲しいという意図があったようです。いくつかの選択肢を示されました。 しかし、当然、企業に就職するとい選択肢はなかったわけです。そこで、わたしは一時医局を離れることになりました。

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

2ちゃんねるからきました。カナダで研究留学中の内科医です。続きを楽しみに待っています。
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/hosp/1206631186/

4月 26, 2008 2:40 午前  

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