医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

土曜日, 1月 27, 2007

41 眼科では

病院の隣の席で3年仲良くさせてもらっている友人の眼科医と昨日話をしていたときに  眼科の将来はかなり暗そうだと悩んでいました   その友人は最近 JOURNAL(日本語)の雑誌を整理していたときに  その雑誌でえらい方が眼科医は過剰であると伝えられたことにショックを受けていました それと私の病院はほとんど白内障症例で  入院もしていただいているので マルメになると一番はげしく収入がへり経営側にたたかれるな?とも悩んでいました
それとわれわれの内科とはちがい眼科だけとのことなのですが 専門医は大学を経由しないといけないという特殊な制度で 専門医といってとくに何か変わるわけではないのに、、有名大学でないわれわれの医局では人はさらに来なくなっているようで 抜けて開業もできないと悩んでいました。  それにしても考えたものですね  でも賭けですね  怖がりの先生は医局経由になりますが  割り切った先生は絶対に医局経由をしないので  そのような先生が市中に増えると  病院も医局に頼まなくてよくなり  医局から送り先がなくなり余計大学の人気がなくあるという可能性がありますね   今後を見守りたいと思います 面白い制度なので

PS)おそらく 私見ですが 都会の病院はたくさんの先生がいるので医局に頼らなくてよい  そして医局に入ると国から助けてといわれ都会の大学にもかかわらず 地方の病院に強制的に行かされて それがいやでさらに入局が減りという悪循環がおこり 専門医制度によるしばりは意味をもたなくなるかもと友人はおっしゃっていました