医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

日曜日, 1月 28, 2007

42  眼科続報

今日は家族ぐるみでお付き合いしている昨日の眼科の先生と一緒に食事に行きました  そのときに出た話ですが

あまりに私の内科とは違う環境ですね

1?まず大学によって入局にばらつきが大きすぎるようです
われわれの母校は今年は誰も入らないのではないかと危惧されているのですが
有名大学では10人以上入ることもざらとのことです 
(これはもちろん入ってもらう努力をした大学の成果と見るか偏在が強すぎると見るか)

2?そして眼科の人数が増えすぎていると学会が認めている現実と点数があまり上がっていない現実

3?眼科は外科であるという事実

私は非常に申し訳ないですが 眼科は白内障くらいで あとはけつまくえんとかを見るくらいだと思っていましたが  外科とのことです  それも手術によっては非常に技術を要するもので 大変とのことでした

そこで質問したのですが  そんなに増えてQUALITYは保てるの?ときいたところ  それが問題で  患者さんも眼科は簡単と思っているので 要求レベルは非常に高く  しかし 症例が回ってこないので若い先生がこれからトレーニングするのは難しいだろうとのことです


4?それほど収入はよくない とのこと   基本的に当直などをされないので
コンタクトアルバイトも単価が下がり かつ問題が多いので避けるようにしているとのこと



眼科などの機能外科は やはり患者さんの術後の感想がすぐにわかるのでいいのですが

情報があふれた現在求められるレベルも上がっているかつ点数も余りあがっていない


大変のようです  友人も言っていましたが昔のようにある程度楽でということはもうなくなっており大変だということをわかっていない若い先生がおおいと嘆いておられました