医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

日曜日, 2月 04, 2007

48 眼科続報(他の先生は内科が多いので僕と同じものでして)

席が隣ということで  眼科の先生から学会雑誌の巻頭の言葉を見せてもらいました
内科でもここまで厳しいことは書いてないですね  ここまで書くということは やはり内情は厳しいようですね。 よむと この期に及んで基礎研究が必要だどうのこうのということを重点的にかかれていましたが  

ではこのような例を考えて下さい

ある企業では 顧客からの要望はほとんどAという製品ですが  経営者はBに自信を持っているので それにばかり投資して  顧客から見放されつつあります  しかし Aという製品はのぞまれているので AとBを抱き合わせで購入させています  でも実際に顧客がほしいのはAだけなのです。  これはちょっといけないよと国から注意を受けますが そんなことしたらBが売れなくなるじゃないかと 経営者は不満を募らせています

これを眼科の世界に翻訳すると

大学の医局は研修医のほとんどは基礎研究(B)に興味がなくて  臨床(A)のみに興味がありますが  大学はヒトがいなくては人事も動かないので 臨床(A)も教えようでももっといいものを教えてほしかったら基礎研究(B)も授業料を払ってきてくれないかな?  研修医諸君は不満いっぱいですが  来ざるを得ないと でも国はその機能は分離しなきゃいけないと近年言っておりますがでも基礎研究(B)も必要なんだーーと固執されています  こんな感じですね  

私の内科でも勿論 基礎研究は多いものですが  一番多いパターンは大学で一年、関連病院で2?3年下働きをしてまだ全体像が見えてない時点で大学に戻され上の先生の言われるがままに実験をして卒業してまた臨床に戻ったころにその意義を理解するということからもわかるように  もっと時間が必要なんです基礎実験の必要性がわかるには  でもそのころにはすでに年齢の問題もあり大学院にもどることもしにくいと思います ですのではじめのころに書きましたが  そういうヒトのためにMDが実験するのではなくて医局で雇ったPhDにしっかりお金を払って実験させればいいのです そうすれば抱き合わせ販売のようにいやな基礎実験をわかっていないのにさせるというお互いにとって不幸なことはしなくていいと思うのです  そのようなことができる財源獲得を大学病院医院長会議と厚労省は語り合ってほしいと思います

それとその先生がおっしゃることには眼科の世界では 網膜などはすごい世界にはれるくらいだそうですが  角膜などの分野が弱いとのことです  角膜の研究は一流で世界に通用するのですが  保険のつかないような治療  とくに最近見られるようになってきた  レーザーで削って近視を治す治療やcアメリカの角膜を輸入して治療する角膜移植などは 保険の問題もあり大学で積極的にできないために 結局それ以外の先生たちが参入して ねたみもあるのか    そういったことには見て見ぬふりをしているというイメージを持っておられるようです  美容形成も大学でたくさん出てきたように  そのような人材も大学や一般病院で教育していかないとそのようなことをお金儲けでなくてもしたい先生方は できなくて結局しぶしぶ大学の医局に後ろ指指される気持ちでそのようなクリニックに流れて言ってしまうと思うのです  とおっしゃっておられました  どうですか眼科の先生方 ご意見いただけると幸いです

1 Comments:

Anonymous 匿名 said...

読ませて頂きました。眼科医です。医局通過を独自にルール化している眼科専門医制度は厚生労働省等の保険支払い側の方針とは矛盾しているため、将来維持することは困難でしょう。眼科医が過剰になって困るのは出来の悪い眼科医だけで、声高に外へ向かって言うことではないと思っています。阪大の方針は誰もが思ってる当たり前のことです。日本の医局の問題点は、リーダーの資質がない人間が年功序列でヘッドになる必要が生じることです。そうすると年取ってるだけの医者のために意味不明の関連病院ができるわけです。下につかされる医者は地獄ですね。

2月 06, 2007 4:57 午後  

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