医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

土曜日, 2月 10, 2007

54 医療費に占める 入院費の割合

日本では医療費に占める入院費の比率が著しく高いという記事をどこかで 読みました
健康保険と 医療保険のすみわけでもっと効率的に税金が投入されて限られた財源を使用すべきだと思う。
保険会社から入院費用については今も補助がでて 実際私の患者さんも もっと長く入院させてほしいと希望を出される方が後を絶ちません

 入院金持ちになって帰っていかれます。 これは結局自分の税金が使われているわけで個人としては収支プラスですが国民経済としてはそんなお金も税金が投入されていることに気づかなくてはなりません。

ですのでやはり 直接的な検査や投薬や技術料に療費財源を使うべきで 入院費については医療保険でというようにしなくてはならないと思う


これはかなりの反発が出ると思うが そうやって決められた財源で疲弊した医療を持ちこたえさせるためにはそれを削るしかないと思う 勿論私の科も検査も含めて入院してもらっているが  正直検査なんてものは別に患者さんがきっちり絶食や食事コントロールを自己責任ですれば言い訳で  そのようなことはかかりつけ医が指導して検査の日にだけ病院にいくようにすべきだと思う   病気は勿論誰に襲い掛かるかわからないし  病気になった方というのはいろいろしんどいと思われますが もう医療はあくまでぜいたく品にして健康維持を自覚させ 国民にある程度の犠牲を強いるべきだと思う
さもなくば
医療業界は国民の奴隷になって  立ち去りによって崩壊して結局お金を払おうがいい医療の人材がいないのでどんな人も救えない状況になるか  どちらがいいですか?

一般のかたはご存じないかもしれませんが 医療界というのは 社会主義であってこれまでは国民経済指標からすると恵まれていたのでよかったのですが  もうそれ以下になってしまっています  ソビエト(若い人はもう知らないかもしれませんね)や東ヨーロッパが崩壊したのも   あるほころびをきっかけに一気に加速されました  まさに医療はその一歩手前どころか急カーブに差し掛かっています

皆さんこのブログの内容を20年間心にとどめておいてください  あーあの人が言っていたことが現実になってきたと実感されることでしょう。