医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

水曜日, 1月 17, 2007

29-来年度の新しい研修の先生方

今年もローテのために大学を卒業された方がたくさんこられていたようですが 大学にいる同僚によると 非常に大変のようです   たとえてわかりやすく言っていましたので引用させていただきます

小学校 中学 高校 大学にいたるにつれてその個人の周りの環境は均質化してくるのが普通だとそれにより生活しやすい環境が形成される
(つまり雑多な小学校から受験などを経て同じような成績や考え方を持った環境に収束していく)
つまりだから同窓会とかでも小学校のものが開催されると、現在の仕事でグループが形成され  小学校のときの友人とは懐かしいなーという10分くらいの話題で終わってしまいます。

同じように医学部でもそれぞれの科に特徴がありそれなりの学生たちが以前はダイレクト研修で入ってきていましたがいまは 小学校のように雑多なかつその科にMOTIVATIONを持つ人持たない人も関係なく一緒にやってきます  これでは統率は取れませんし  やる気をそがれるDrがたくさん出るのも仕方ないと思います  厚生省はこれを口実に医局離れを促進させたがっていたのでしょうが  それがダイレクト研修で 行っておれば 完璧な制度で それぞれのDrのMOTIVATIONに応じたマッチングができていたと思います  これは大学にとってもメリットで今までは仕事をもらうためには医局に入らざるを得なかったものですこし雑多な集団だったものが  これからはあえて大学に入局する人としない人の線引きがはっきりするのでより人材の集中ができたと思います


僕は決して医局制度に反対でないですが  以前から言っておりますように  個人のMOTIVATIONに応じて人材配置できる制度であればなんでもかまいません  一般社会でも転職ができるように 医師の世界でも 医局の壁を越えて国家財産としての医師の技術を磨ける制度 つまり したいことのためには 医局を行き来したりできることの制度確立が急務だと思います それができればみんなHAPPYなのに