医療を考える時期が来た

人口減少 老人増加 医師不足 財源削減などの状況でどう患者さんのため 医師のため 国のためにいい制度が作れるのでしょうか? KEY WORD 医療 改革 保険 医局 大学院 専門病院 学位 患者 医師 財政 奴隷 医局 無給 要求 診療報酬

月曜日, 1月 01, 2007

8?2007 あけましておめでとうございます 提言

おはようございます &あけましておめでとうございます  年賀状を見る前に今年の初めての提言をさせていただきたく思います


1?副業をしなくてはならない状況を改善

巷の書物には勤務医の給与などが出ておりますが  これは 実態とはかけ離れているきがします
まず 福利厚生が少ない 勤務期間が少ないため退職金がない  論文や学会などの援助が出にくい 経費がみとめられない そして超過勤務についての定義があいまいなどがあります  先日の提言でも述べさせていただきましたが  頑張って研究発表すればするほど 学会発表の場も増えるにもかかわらず 援助が出ない   そのような状況を改善するには副業しなくてはなかなか難しいという実態があります  副業すると言うことは 空きのある病院があるということです 空きのある病院を作り出しているのは 人材不足(と厚労省は言っておりますが)のためなどですが そのために大学院生などが借り出されております  大学院生の存在自体を減らせばその解消にもなります。  しかし 実際今の病院経営でその発表などの経費を認めにくいという実態もわかる気もしますが  何度も言いますが 医師の自己犠牲という精神に甘えた医療制度はもうなくさなくてはなりません。そのように頑張ってきたDrで新しい知識を吸収して臨床にFEEDBACKできる医師やそのような研究はしてこなかったが 臨床技術の優れた医師にはインセンティブをつけるべきである  そうすれば副業なしに本来の病院で十分に実力を発揮してさらに時間的余裕でさらに知識や技術の発展が望めるというものではないでしょうか?

それと公立病院にいけば副業禁止ですが これは医局の都合で私立か公立の病院にいくかどうかは運みたいなもので本人が希望したものではないので 上記のようなことが不可能であれば 特例で認めるべきである  特に通常勤務に影響のないしゅうまつや夜に関しては

結局みんなしているが 見つかったのも運のせい  病院も悪運でこうりつになってしまったという不公平感が生まれる


2?病院内開業

医師不足は  実力に対して 評価が低いので もしくは経済的理由で 開業する先生方のためということも言えるでしょう  せっかく付いてくれた患者さんをのがすのは病院側も開業を考えている先生方にとっても不本意であろう

ですから 病院というのは アメリカに良くあるSURGICAL CENTERのように機械と手術場や外来を準備して診察点数からある割合のロイヤルティを引いたものを医師に渡すようにすればいいと思う
  そうすれば 病院も人気の医師を引き止められるし  医師の側も開業することによって手術ができなくなったり開業資金について考えなくていいし かつ他の同僚の知恵も借りられるという一石二鳥であるとおもう

そうすれば医師のMOTIVATIONもあがり 収益も上がり患者もいつも2?3年ごとに先生が変わるとか  開業した先生についていくために遠くまで足を運ぶ必要がないし

病院も売り上げに応じた給料でいいし


もちろん医局側としても面白くないが、、、